前回の続き:ニコンのHoly GrailをLRTimelapseの画面で検証

前回の続きです。

参考までにLRTimelapseの画面で解説。いずれも星空→朝焼けのシーケンスです。

これはα7SⅢでオート撮影したもの。青い線が露出変化を表しています。

星空→朝焼けのシーンですので、左が夜、右に行くにしたがってどんどん朝になるという見方をします。

なんか最初が細かく露出暴れてますよね。そして右に行くにしたがってかくんかくんと変化しています。でもこれかなりいいほうです。これはLRTimelapseがあればなんとか平滑化できると思います。最新機種はやはりよくなってきてます。

この波形は露出変化だけを表していますが、このときは実験でWBもオートでした。WBが変わってることのほうがきついので、WBは固定がおすすめ。

続いて、α7RⅢにTIMELAPSE+VIEWインターバルメーターをつけて、露出ランピングでの制御をしながら撮影した例。

TIMELAPSE+VIEWインターバルメーター はこれです。

青い露出の波形が均等に、そしてほぼ横ばいにギザギザになってますよね。

LRTimelapseの露出平滑化は平均値をとっていくと思うのでこのギザギザが処理しやすいやつです。

そして黄色い線で右上に伸びているのが、Holy Grail Wizardという機能で、要するに青い露出の線に対して黄色の露出変化で打ち消しますよ、調整していきますよ、ということなんですね。

まぁこれが普通のHoly Grailのやり方です。

そしてこれがニコンZ7でカメラ内インターバルタイマー撮影で撮影したものです。

ずっと平たんに横ばいですよね。LRTimelapseもHoly Grailだと認識しないので、Holy Grail Wizardが起動しません。普通の露出が変わらない昼間とか星空だけのシーンだとソフトが解釈してます。

これ最初みたときやばいって思った。ここまでできるんだ・・・って。

別の場面を。これも星空→朝焼けですが、途中で雲が頻繁に横切る天候でした。

これね、フリッカー起きやすいんです。雲が横切った瞬間に露出を変えちゃうから。

雲が横切ったところが、露出の青い線が盛り上がってます。ここで注目すべきは盛り上がり方がとがった山のようになっていないこと。

なだらかに上がって、なだらかに下がります。フリッカーを出さないように制御しているんですね。いや、これは素晴らしい・・・。

もちろん万能ではないです。時折、チカッとなることはありますが、そんなものはソフトでちょちょいで直っちゃう。

ニッチなジャンルのはずなのに、よくここまでやってくれましたほんと涙

というわけで、しつこいようですがZCreatorsのページと私の動画、ぜひ見てくださいね!!

前回の続き:ニコンのHoly GrailをLRTimelapseの画面で検証」への2件のフィードバック

  1. こんにちは。いつも記事を拝見しています。
    とても参考になります。
    ホーリーグレイルのタイムラプスを撮影したくてカメラを選定しているのですが、NikonのZ50でもこの記事のように撮影が可能かご存知でしょうか?

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    • もちろんZ50でもできますよ!素晴らしいエントリー機です笑
      カメラ内では動画を作れないので、撮影したデータをPhotoshopなどのPCソフトで動画にすればOKです!

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後藤 昌弘 への返信 コメントをキャンセル